那岐山 淀川本谷右俣 沢登り   (S水)


■ 日 時 : 7月2日(木)[晴]〜3日(金)[曇りのち小雨]  
■ 場 所 : 那岐山 淀川本谷右俣
■ 目 的 : 初級沢登り
■ 参加者 : L.チャゲ、Tankuro、塩ちゃん、皆空、S水
■ 行 動 : 

2日(木) JR西宮駅12:00集合 〜 14:30中国道「美作」IC出口駐車場で塩ちゃんと合流・買出し 15:30 塩ちゃん邸到着

3日(金) 9:00出発 駐車場で準備 9:40 蛇淵の滝から入渓 12:15沢終了点やぶ漕ぎ(1) 〜 12:30 昼食 やぶ漕ぎ(2) 〜 13:30 那岐山最高点到着 14:20 下山開始  15:30 駐車場 塩ちゃん邸・温泉・反省会 18:00出発20:30西宮解散


S水

皆空

塩ちゃん

Tankuro

チャゲ














 皆空さんのマナスル祝勝飲み会の場で、急きょ決まったこの「塩ちゃん邸と岡山の沢」プラン。梅雨時の雨の影響で、当初前日夜の出発予定を取りやめ、2日の朝7:30順延も「昼14時に変更」とのチャゲリーダーからのメール。「せめてお昼に集まって、ドライブと塩ちゃん邸を満喫したいです!」というS水のワガママで、12時集合に決定。何故って3月栂池以来のお泊まり山行だったのです、私には。

 ところが2日は晴れ間が見え、「これなら朝出発でもよかったな」とリーダー。のんびりドライブを楽しみ、予定通り岡山へ。青い軽トラでさっそうと現れた塩ちゃんさんに連れられ、手巻き寿司の材料を買い込んで、塩ちゃん邸へ到着。初訪問のチャゲ・皆空・S水は見学しては「すごいー」「ほー」を連発。まだ行ってない方、ぜひ行くべきです!

日の高いうちから着々と宴会の準備は進み、精米したてのお米で「いただきます」!オーディオルームになっている蔵で「ヤマケイ初級沢登りビデオ」鑑賞。(S水は翌日とても役立ちました。)Tankuroさんはスヤスヤと沈没。

 再び母屋に戻り、おいしい野菜やお寿司、チャゲシェフの小鯛のすまし汁、大きな鮎の塩焼き…。さらに、塩ちゃんさんのとっておきのお酒が出てくる出てくる。しかし、日付の変わる頃には、やっとシュラフの中へ落ち着きました。

 







翌日は、またまたボリュームたっぷりの朝食(たきたてごはん、わかめ味噌汁、ベーコンエッグ、サラダ、納豆)をたいらげ、出発。駐車場で沢ルックに変身し、蛇淵の滝から沢へ。ひと目みて、素人でも「水が多い!」とわかります。音もすごい。これ、行けるのだろうか…。リーダーや塩ちゃんさんの落ち着いた歩き方を見ようみまねで、間に入って歩き始める。石が浮かないか、体重をかけていいか、軽く確かめながら進む。淵の水の冷たさ、水流に体を押されたり、岩を乗り越えようとして水をかぶったり、「沢」を全身で感じました。フェルトの沢靴と、ウェットスーツ生地の沢スパッツはかなりスグレモノで、歩きやすく、体温を保ってくれます。(ドラ猫メリーさん、全部お借りしてありがとうございました)感想にもあるように、水の中では「子ども気分」になるのか、濡れてもこけても「たのしい」ですね。(全員、1回はこけました!水の中でこけてない人もいますが)
 水量が多く、遡行図とは違う印象もあり、最後に現れた分岐でルートを右にとったため、三角点から離れる結果となった。塩ちゃんさんの記憶では30分の藪こぎに、結果的に1時間15分かかりました。常に先頭に立ってくれた皆空さん、ありがとうございました。熊笹やツツジをかきわけて、やっと登山道と合流したときはうれしかったです。三角点および山頂は開けた地形で、晴れていれば絶景だったでしょう。避難小屋で小休止し、足早に下山しました。後半、ゴロゴロ石が歩きにくかった。予想より距離があり、「これだけの距離を沢で登ったのか、すごいな〜」と思いました。また、みなさんで沢に行きたいです!!


反省会(感想)記録


塩ちゃん: 6年前に来たときと景色が変わりすぎていて、結果ルートを間違って申し訳ない。最後に左に見えた大滝(高さ約20m.)が三角点に向かう正解だった。今日は水量が多く、前回の倍以上あり、山頂まで4時間かかった(3時間と予測していた)。ルートファインディングに課題が残った。

皆空: 事前の勉強不足、ルートをしっかりチェックしてこなかったことが反省。現地でも現在地をコンパスで確認しようとしなかったのが、トレーニングとしては失敗。
初日の宴会とヒノキ風呂が最高で、本当に楽しかった。精米したてのごはんが美味しかった〜。最高ですわ。   
沢登りでは、シャワークライミングがしたかったので、本流を行って水しぶきを浴びているときは楽しかった。しかし水量が多く、足場が見にくいところもあり、最後の左滝には向かわなかったが行けば登ることは難しかっただろう。
Tankuro:沢が楽しいなあということがわかった。フェルト靴を履くのは初めてで、滑らないとわかっているのだが慣れるまでは何か気持ち悪くて、時間がかかった。今日は水量が多く、子どもにかえったような気持ちで冒険しているようで、楽しかった。
○ 塩ちゃん:水のないところの岩の方が、コケやぬめ  りがあって滑る。沢登りは水の中を行くもの。
○ チャゲ:常に水が流れているところは、岩もいつも水流を受けているので安定している。今日のように、ふだんは水をかぶっていない箇所が水の下になっていると、浮石や滑る石が多くて気をつける必要がある。

S水: 楽しいな〜と感じました。水の中にいるだけで、「つめたーい」と声が出たり、自然を満喫している気分になりました。ただ、水量が多く、お互いの声が通らないことはこわいと思った。何かあったときにすぐ伝えられるか。また、岩登りとは違って、長時間緊張しつづけないといけない(歩いているときも、浮石や滑ることがある)ところがあると感じた。経験を積むと、本流を行くか、巻き道を行くか、またルートファインディングの面白さなどもあるのかなと思った。岩登りをしていることが役に立った(ホールドの探し方や、立ちこみなど)と感じた。

チャゲ:予想以上に水量が多くて、最初はどうかなと思っていたが、行けてよかった。楽しく行けました。ザイルを出すことはせず、難所は巻いたことは時間的にも正解だった。途中でコーヒーでも沸かしてお楽しみタイムも取りたかったが、ルートの状況もわからないのでとらなかった。そういう楽しみもあります。滝登りで水をかぶるときは、本来はカッパを着こんで低体温症を防ぐなど、必要なことはいろいろある。今日は初級プラスの沢ということで、初めてや久しぶりの人が多かったが、落ち着いて歩け、みんなで楽しめました。

メラピークKOBE(兵庫県労山に所属する神戸の山岳会)

武庫川清掃と武庫川ボルダー 鳳来フリークライミング

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