南八ヶ岳は秋! 編笠山〜権現岳〜赤岳〜美濃戸口   (なおみ)


Y口

なおみ

■日 程 : 2010年9月18日(土)夜発〜20日(月)

■山 域 : 南八ヶ岳 編笠山〜権現岳〜赤岳〜美濃戸口

■目 的 : 縦走

■参加者 : L なおみ(医装気)Y口(食記会)

■行動記録 :

9/18 22:30京都駅集合 高速バスクリスタルライナー 23:03出発

9/19 6:20韮崎駅着〜6:45小淵沢着6:50小淵沢発 〜13:40編笠山〜15:12青年小屋着〜17:00夕食〜19:00就寝

9/20 3:30起床・朝食〜5:30青年小屋出発〜6:35権現小屋着〜8:03キレット小屋着〜10:10赤岳〜文三郎尾根 11:45行者小屋着〜14:45美濃戸口着〜バス16:08JR茅野駅発〜20:13新大阪




9/19

18日夜 京都駅で集合、シルバーウイークのせいか人が多く熱気で暑い。
出発時間近くなって、バスが10台以上連なっているが、まだ乗車のバスが来ていない。案内が出ていないので、他の会社の人に聞いて乗り場を見つける。


9/20:晴れ 

▲編笠山から見た権現岳・赤岳

韮崎で降りてJRで小淵沢まで行く。この日の行程では、観音平から青年小屋まで3時間半程度なので、駅から歩いて八ヶ岳山嶺の風景を楽しみながら歩く計画であった。関西とは違って涼しくなっている。静かな山裾の風景で南アルプス、北に八ヶ岳が見える風景に感動。コスモスやススキに秋を感じながら、のんびりおしゃべりながら歩きだした。他に誰も歩いていない。表示が少なく何度か迷う。結局、自然歩道ハイキングコースへの道が分からず、自動車道でのぼり、やっと富士見平に着く。
Y口さん少しバテ気味だったので、休憩を長くとる。コッヘルや水を、なおみがもらい、荷物を減らして歩きだす。その後ペースはゆっくりで30分ごとに休憩をとる。数組に出会う。普通、駅からタクシーや車で登り口まで来るらしく、私達のように歩く人はいないようだ。
雲海展望台からは急登となる。やっと編笠山。展望最高!富士山、諏訪湖、赤岳、乗鞍方面まで見る。大休憩。紅茶をのみながら展望を楽しむ。
青年小屋に到着して、テント泊を申し込んだ後はホットミルクで乾杯。おいしかった。テン場は広くすでに10以上のテントが貼られていた。夕食はごぼう入りうなぎ丼あっさり味で食べやすかった翌朝早いので7時就寝。2人とも疲れたせいかよく眠っていた。


9/21:曇り


▲赤岳ピーク

3時半起床、雑炊を食べ準備をして5時半出発。Y口さん歩きはじめが早いのでゆっくりいこうと話す。まだ本調子ではないらしく権現小屋で少し休む。
Y口さんが、小屋で働いている青年のお母さんの新聞記事を持ってきていて、青年にみせるとその人だった。神戸市在住の人で、今年小屋番を引き受けて、1人で小屋番をしているとのこと。前夜はカレー、40人宿泊、布団1枚に2人だったらしい。たいへんだけど頑張っている姿に感心させられた。夜は気温2〜3度だったようだ。
権現岳越えると赤岳までエスケープルートなくなるので気をつけてとおー寒むさんからアドバイス受けていたので確認する。曇っていたが、なんとかもちそうなので行くことにする。
キレット小屋付近では、雨がパラつくが降ることはなかった。赤岳までは岩場で鎖やはしごがあるが、岩が脆く崩れやすい。 2人とも緊張しながら歩く。
赤岳山頂では晴れて360度よく見える。風が強い。下りは文三郎尾根を下る。ガレ、ザレ・網状の階段が続き油断できない。Y口さん滑って転倒、足に疲れがきているようだ。大きなケガにならなくてよかった。なんとか行者小屋に到着、人が多い。昼休憩後美濃戸口へと急ぐ。道は樹林帯となり歩きやすく2人とも快調なペース。
下山したら温泉に入ろうと話していたが、美濃戸口到着したのがバス発車9分前、あきらめてバス乗車、JR茅野駅から特急、新幹線を使って新大阪まで帰省した。少しあわただしい山行となった。日数があれば蓼科まで縦走してみたいと思う。


メラピークKOBE(兵庫県労山に所属する神戸の山岳会)

念願の、剱岳・チンネ左稜線登攀 剣山〜三嶺〜天狗塚縦走

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