mariko

○玉

春山トレ ―木曽駒ヶ岳―   (mariko)


■日程:2009年4月10日(金)夜〜12日(日)

■山域:中ア・木曽駒ヶ岳

■目的:春山トレ

■参加者:L気医−mariko、食装会記−○玉

■行動記録:

4/10(金)19:40JR西宮発 23:00恵那峡SA着 仮眠

4/11(土)4:30起床 5:20発 駐車場6:40〜7:00 敬神小屋7:20〜30 五合目金懸小屋9:35〜45 六合目10:35 七合目11:50 八合目遠見場13:05  テント泊 

4/12 (日) 3:30起床 5:00発 分岐05:40  九合目玉ノ窪小屋06:00  木曽駒頂上06:25〜35 八合目テント撤収07:45〜08:30 金懸小屋10:45〜11:05 駐車場13:20



 今年の春山はTankuroの希望で白馬の小蓮華尾根に行くことが決まった。そのトレーニングとして、上松〜木曽駒ヶ岳を企画した。ところがTankuroは疲労蓄積が原因の体調不良になり、4月一杯は休養することになった。春山には大杖も参加することになったが、本山行は日程が合わないので○玉と二人で行くことになる。久し振りの木曽駒だ。

まったく雪がない5合目

5合目からの御嶽山
 
 4/10 晴れ 19:40西宮を出る。道路は順調だ。恵那峡SAで仮眠。

 4/11 晴れ 19号線から上松Aコースの道に入るのに少し手間取るが無事駐車場着。装備をつけ7:00に出発。舗装道路を下り敬神小屋へ向う。ここからひたすら登るのがこのコースだ。雪は全くない。○玉は軽量化をしてきたと言って、ストックを使ってどんどん飛ばす。それでも5kgも差がないと思うがついていけない。4合目で10分待ったという○玉にようやく追い付く。4合半を過ぎたところから、雪というか、氷が出てくる。雪が融けて凍ってカチカチになっている。5合目の小屋手前のナギは雪があった。景色は素晴らしい。快晴だ。御嶽がきれいだ。marikoはここからアイゼン、ピッケルに変える。○玉は何故かアイゼンなしで頑張る。氷がどんどん出て来る。○玉も6合半でアイゼンを付ける。雪は時々ズボっと潜って疲れる。○玉は雪になっても元気。どんどんトップで歩く。marikoはやっとこさ付いていく。7合目手前の雪壁になるところは、踏み跡があって問題ない。樹林の中をひたすら歩く。稜線に出るが、そこからが又長い。やっとテント場に到着だ。○玉はもっと上でテント張る?だって。とんでもない。ここでOKだ。8合目の遠見場だ。まだ昼過ぎだ。暖かい。お茶を飲んでひと眠りする。テントの中で寝転ぶと出入り口から空が見える。真っ青な空を背景にダケカンバの枝が見える。16:00前に起きて天気図を作成する。今回は天気は心配要らないと思っていたのに、天気図では安心は出来ない。明日は早めに出ようと決める。5時には明るいので歩ける。3:30起床とする。軽量化のメニューはカレーとサラダ。充分だ。ビールとウイスキーでゆっくり食事をする。それでも19:00過ぎにはシュラフに入る。○玉は軽量化でマットはなし。ザックを敷いている。小さなテントだがチビ2人なら問題ない。暖かい夜だった。


2009年4月12日 6:30 木曽駒ヶ岳頂上
 4/12 曇りのち晴れ 3:30に目覚ましがなる。先ずはお茶を飲む。朝食はキャベツとソーセージ入りの焼きそば。トイレに外に出ると雲がいっぱい。やっぱり、、、。お天気はいつまでも持たないんだ。もしかしたら雪が降るかも。焼きそば2袋は多くて。めったにないことだが食べ残してしまった。出発は予定を少し過ぎてしまう。お天気は悪いが暖かい。このルート何度か登っているが、今回はBC方式なので、戻って来ないといけない。雪は締まっている。良かった。あのナイフリッジはどうなっているのかな?今日はトレースがある。相変わらずナイフリッジだ。慎重に歩く。雪が緩むと怖いところだ。木曽前岳の登りも結構急登で下りは嫌だなあ、、、。今日も○玉は元気。殆どザックは空荷に近いのに、一生懸命付いていく状況だ。1時間半で木曽駒頂上に到着だ。雲は多いが景色は良く見える。I上くんが登った極楽尾根ってどれ?昔、登りそこねた麦草岳は?なかなか手強そうじゃん。来年の今頃登ろうか、とルートを確認するため写真を撮る。下りは一部バックステップで下ったが、雪はまだ締まっていて、特に問題はなかった。



木曽前岳から見下ろすナイフリッジ

来年登る麦草岳 ルートは?

 テント場に付き、テントを撤収。空を覆っていた雲は消えて晴れてきた。雪が腐ってズボズボ潜るようになった。早めに上部を下っていて良かった。アイゼンは○玉は5合目を少し下ったところで、marikoは4合半ではずした。帰りは事故で少し渋滞したが、20:00過ぎには帰宅出来た。





駐車場からの木曽前岳の稜線
<感想>

○玉

小さいけれど、久し振りに雪稜線を登れて良かった。特に問題点はなかったと思う。


mariko

足が重たかった。今回は暖かかったので、もっと装備を減らすことが出来たと思うが、、、。ついつい、もしも、を考えると装備が増えてしまう。でも、春山のいいトレーニングになった。



メラピークKOBE(兵庫県労山に所属する神戸の山岳会)

総会日恒例、堡塁岩クライミング 2009 GW クライミングツアー
鳳来岩

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