登る苦しみ、滑る楽しみ (報告/アムロ)



■日 程 : 5月20日(土)~21日(日)

■山 域 : 立山

■目 的 : 山スキー

■参加者 :

アムロ

他、9名



立山に山スキーへ行って来た。スキーを始めて5シーズン目、山スキーは昨年からの自分が、立山へ滑りに行けるなんて、今シーズンはじめには思いもよらなかった。前日の待ち合わせ場所に行くのにちょっとしたハプニング・・・降りるべきインターを通り越してしまい、若干遅刻してしまった。SさんTさんすんません。Sさんの車に乗り換え、舞鶴若狭道経由で富山へ。長野白馬までを思えば近く感じる。立山駅で2時間の仮眠。トロッコは、次発の06:10。スキーやボード、ピッケルは何らかのもので包装しないといけない。だけど、包む物は何でも良いので、ゴミ袋で包んでいる人も・・・バスは荷物の別料金がなくなったので、これは良い変更。夏山なら、室堂までの移動は仮眠時間だが、雪の残っているアルペンルートは初めてなので、しっかり観光してしまった。しかし、日常なら、2時間しか寝てなかったら怠くて仕方ないのに、山行だと平気なのは、やはりドーパミンが出てるんだろうな~早朝便と言う事もあって、室堂は空いている。

良い天気だ!!しっかりと日焼け予防をする。これを怠ると体力の損傷が著しい。普段かけないのでサングラスは鬱陶しいけど・・・どうでもいいけど、最近グラサンって言いませんね。

今回は宿泊まり。みくりがいけ温泉に向かった。宿で荷物をデポし、山崎カール組と雷鳥沢組に分かれて登坂開始。私は雷鳥沢組だ。久しぶりのシール登坂という事と、髙地ということもあり、登りはじめはしんどい・・・ある程度登ると少し楽になることが多いので、ここは頑張る。しかし、立山はスケールがでかい。そのため、距離感が狂い、すぐそこだと思った目標物になかなかたどり着けなかったり、気が付けば目の前に来てたりする。

一緒に登り始めたグループには70代の方もおられ、その方々は少し遅れ気味に。

劔御前小屋直前で雪が切れ、シートラへ。縦に長いスキーを背負うと、振り子の要領で結構からだが左右に揺れる。風が穏やかだからましなものの、これで突風が吹いたらと思うと良い気持ちはしない。

途中、ハイマツを藪こぎする場面もあり、何とか劔御前小屋へ到着。

やった!!ここからの眺めが最高。立山は本当にスケールがでかい。ここから滑るのだ!!まずは休憩。ちょっと小麦炭酸飲料などをシェア(笑)。

ここでちょっとした豆知識。シールを板から外す前にストックなどでしごくと、シールから水を絞れて乾燥が早くなると言う。実際にやってみるとシールから水が思いの外出て来てビックリした。

作戦会議の結果、劔沢の方に少し滑ることに。劔御前小屋から北に気持ちよさそうな斜面があるのだが、少し登らないといけない。ちょっと休憩しすぎて、もう一踏ん張りする気力がなくなっていた。そのまま滑降する。

気持ちいい!!!!!!!!!!!!!!!雪も腐っておらず、久しぶりの滑走に思わず声が出る。あまり下まで滑ると登り返しが辛い。しかし、もうちょっと、もうちょっととかなり下まで滑った。大満足だ。


登り返しの準備をする。TLT、軽いんだけど、トゥー側の装着にいつも手間取る。何でだろう。もたもたしている内に置いてきぼり・・・何とか劔御前小屋まで登り返す。ここで、雷鳥沢はどのルートを取るか皆で話し合う。結局、雪の切れている夏道をシートラで下ることに。準備していると、途中送れていた70代の方が登場!!すごい。頑張って登ってこられたのだ。皆で歓迎する。

滑走場所でスキー装着。いやー、劔をみながらの滑走も良かったけど、雷鳥沢側は高度感もあるし、なによりその広大な眺めがすごい。あと、結構斜度も有る(汗)。

第一走者滑走開始。うおー、どこまで滑っていくの?こりゃ、頑張って登ってきた甲斐があるってもんだ。自分が滑る番になり、ドロップ。広すぎて、どこを滑って良いか分からなくなる(笑)。

取りあえず、先行者の居る場所へ。雷鳥沢を堪能し、大満足の一日目が終了・・・しなくって、宿まで結構な距離&登りが。人生、楽ありゃ苦ありなのだ(汗)。

なんとか宿に到着。もちろんのろん、小麦炭酸飲料をを生で!!くはー最高。生きててよかった。その後はムチャクチャ熱い温泉に入り、夕食。宴会に突入~が・・・一番にノックダウンで爆睡(笑)。

翌日もいい天気。朝ご飯をしっかりいただく。今日は雄山経由タンボ平だ。室堂で不要な荷物をデポし、一の越を目指す。夏と違って、どこでもアプローチできるので、後で振り返ると変なルートを取っていた。


一の越でシートラとなり、雄山を上る。登山靴と異なり、スキーブーツは足首回りが硬い。底ももちろんハードなので、岩の凹凸に乗るとメトロノームのようになり、滑落しないように注意が必要だ。気を使いながら登っていくので、精神的にも疲れる。何とか無事に雄山頂上へ。

ここで行動食をとって、小休止しながら斜面を見る。・・・こんな急斜面滑れんかいな?ほぼ垂直でっせ。

こけたら黒部ダムまで止まらんのちゃうか?リーダーにここから滑走するんですか、と尋ねると、少しトラバースし、現実的な斜度のところに移動するので大丈夫と。良かったです。


いよいよ、今回のメインディッシュ。午前谷の滑走。いや~スキーしてて本当に良かった。この雄大さ。

あらゆるものがちっぽけに感じる。テンションマックスで滑走する。どこまでも滑っていけそうだ!!スピードもどんどん出て、どんどん出て、どんどん出て・・・大転倒(汗)すんません、調子に乗りすぎました。


しかし、滑っても滑ってもまだまだ斜面は続く。3000Mから2400Mまで600Mの滑走。いい加減太ももがパンパンだ。デブリもところどころあり、楽しんだけどプチ修行系になってきた。途中、足元に黒部湖を見ながら結構な斜度をトラバースし、タンボ平へ。上をロープウエイが通り過ぎていく。夏なら藪で到底アプローチできないシチュエーションだ。かえすがえす山スキー最高。

黒部平からロープウエイとバスを経由し室堂へ。楽しかった山行もこれにて終了。皆さんお世話になりました。来シーズンもよろしくお願いします!!

メラピークKOBE(兵庫県労山に所属する神戸の山岳会)

雪彦山クライミング (近日追加予定)

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