日和佐フリークライミング (報告/isoroku)



■日 程 : 2016年1月9日(土)~11(月)

■場 所 : 徳島県日和佐

■目 的 : フリークライミング

■参加者 :

isoroku
(リーダー)

ちびサンボ

けい

I村



9日 ちびサンボ、isorokuで6時30分 神戸を出発して9時30分日和佐に着く。岩場までのアプローチで迷った。ひだまりエリアでアップ。幸せな海亀5.8、の次に登ったカノープス上部を右から登ると10bとは思われない。右の遠いポケットまで体を起こすのが核心。次に潮騒エクスタシー10bを登ってからドーム内で岬めぐり12bを触って、甌穴群11dをトライする。始めの左手アンダー右手スローパーからデッドで左手ガバを取りに行く所が核心で、2便出してトップアウトした。

▲サウダージ12b/c
10日は9時30分岩場に着いて、カノープスでアップする。やはり右から登る上部は恐かった。その後ドーム内に移動、苦労してラビリンス10dを登って、甌穴群のルートにカラビナをかけて降りたが降り方がまずくて核心部3本が掛けられなかった。その後、トライしながら掛けて登りRP。その後、再び岬めぐりを触るも核心部を抜けることが出来なかった。けいが登れなかったパピヨン11bのハング越えをちびサンボは1発で突破してもう少しでFLしそうだったが終了点手前で落ちてしまった。

11日は9時30分岩場に着いて、潮騒エクスタシー10bでアップ。けいの要望で前日と同じくラビリンスを登って甌穴群にカラビナを掛けて降りた。後から来たI村さんがパピヨンをマスターでトライするも、やはり終了点の1本手前で落ちてしまう。そこをisorokuがカラビナ掛けのために登る。ハングではポケットガバ両手で右足を小さな粒に上げて乗り越しピンに足を突いて体勢を入れ変えたが、それは駄目でしょう。上部のクラックでは左手ジャミングで右にカラビナを掛けたが、そこから上に足場が見つけられなくてテンションする。よく見ると薄いクラックの中間で1カ所だけ手が入る所があり、それを使ってレイバックで上がれることが判った。その後、再び岬めぐりをトライするも核心部を抜けることが出来ずに日和佐クライミングを終了した。

▲ドーム内


【isoroku】

女性も抜けている岬めぐりの核心部を何度もトライして抜けることが出来なかった事で落ち込みます。甌穴群はトポに「甘いフィンガージャムからの遠い一手」と書かれていて、確かにそこが核心だと思ったのですが右手アンダーから左手を伸ばすと上のガバに届いてしまうことが判ってグレードを下げる必要があると思いました。日和佐は距離が近いので日帰りか1泊2日の岩場だと感じました。


【ちびサンボ】

9日:しあわせな海亀(5.8)、潮騒エクスタシー(10b)RP、岬めぐり(12b)を4ピン目まで触る、鷗穴群(11d)触るが核心取れず敗退終了 10日:カノープス(10b)、ラビリンス(10d)FOS、パピヨン(11b)FOSならず、ワンテン終了 11日:潮騒エクスタシー(10b)、パピヨン(11b)ハング越えられず終了 雪山八ヶ岳からの転戦、2年目2回目の日和佐のためか自分の中であまりモチベーションも無く参加。かぶりは基本的にあまり登っていないので直ぐにパンプした。ラビリンス(10d)はisorokuの登りを見て、核心の処理だけ出来れば登れる気がした。FOSは非常に嬉しかった。パピヨン(11b)はけいが苦労しているのを見て、到底自分には無理だと思ってリードでトライしたけど、ハングでホールドやスタンスを見た時に何とか登れる気がした。そこを越えた時は行けると思ったが、核心はその後だった。無駄に他のルートを触って腕力は限界で、保持力が全くなかった。最終日は使い物にならなくて残念な結果になった。

▲ロケーション最高
日和佐は本格的なかぶりで、ロケーションも最高に良いところ。ただ、指が切れそうに痛くなる。 そんな問題もあるが、次回は自分の目標をちゃんと持って本気トライしたいと思う。

メラピークKOBE(兵庫県労山に所属する神戸の山岳会)

明神岳南西稜から明神岳登頂 野谷荘司山

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