赤木沢  (報告/チャゲ)


■日 程 : 2012年8月30日(木)〜9月2日(日)

■山 域 : 赤木沢

■参加者 :

チャゲ

Tankuro

ちびサンボ

maho



今回は運転手の都合に合わせてもらい、のんびり山行計画を立てた。

8/30

朝西宮発順調に進んで、結構早く折立に着く。小雨がパラパラ、折立駐車場は結構車が多かった。テント場の近くが空くのを待つ。テント場は熊が走るから照明のある処でテントを張って欲しいと管理人。照明の下で水はけの良さそうな処で張る。

炊事場も近く屋根のあるかまど跡で夕食!今日は刺身で前祝だ!

▲刺身で宴会                      ▲薬師平テント場
8/31

雨も上がり幸先が良い。折立から太郎平小屋までずっと登り。小屋でテントの申し込みとビールをゲット。テントを張ってチャゲを除く3人は薬師岳へ向かう。Tankuroは途中までと言ってたのに、若い二人に引っ張られて山頂まで行ったそうだ。今夜は鍋でした。
夜には雨が降り出した。

▲薬師岳山頂
9/1

今日は11時間行動の予定。雨は上がってるが夜露はたっぷり、薬師小屋への下りで靴の中までボトボトになる。黒部川におり沢装束に、寒いので雨具を着込む。

今回は水量も少なく水も冷たくなく渡渉は樂々である。源流で2mの滝を高巻きしすぎてろーぷを出すことに、ムンターヒッチで笹を掴みながら踏み跡に降りた。20mのロープではぎりぎりだった。幸いにも無事高巻きが終わりホッとした。

ここから少し源流を詰めると、見たことのあるような風景だヒョットして赤木沢の出会いか、と左岸へ渡渉をしてヘ攣ってみるとやはりそうだった。水量の違いで見間違うところだった。

▲赤いナメ床
赤木沢に入ると20mの赤いナメ床が迎えてくれ、少し進むとはるか高いところから行く段にもなって水が落ちてくる景観が現われた。広々とした明るい沢で水もより綺麗に見え気持ちのよいところである。












途中mahoが何か摘んでいる。イチゴだ、私も一つほおばった、そう甘くはないが素朴な味がした。何回滝を登ったであろうか、ほとんどが直登出来て楽しんだ。やがて岩壁が立ちはだかってきた。ここが30mの大滝である。ここは左岸のリッジを高巻くのだが、結構急だがロープを出す必要もないくらい楽に登れ、滝上に出た。

ここから一つ目の沢は前回行った所なので、二つ目の沢を詰めていった。こちらの方が小滝が多く楽しめた。
いい加減登った処で、草原へ上りやすいところがありここで沢登は打ち止めにした。

▲赤木沢30m大滝
登山靴には着替え、草原を少し登ると赤木岳と稜線が望めるところに出、あそこやでと言うと、「エー」と言う顔をしていた。ハイマツと笹をよけながら登っていく、ところどころ穴ぼこに足をとられる。稜線にちかずくと若手2人は赤木岳へ向け、親爺2人は稜線を太郎平の方に歩いて行く、赤木岳で2人が写真を撮ってるのが見える。草原の向こうには水晶だけや鷲羽岳が見える気持ちの好いところだ。

▲草原で奥に水晶岳、鷲羽岳
やがて若い2人が追いついてきた。北ノ俣岳の先で、今度はブルーベリーが沢山なってる、皆口に入れる。小粒だが味が良い!口の中を紫にしてパチリ!
しばらくすると太郎平小屋が見えるのだが、なかなか着かない。若手二人は先行する。小屋へ着くとちびサンボだけが待ってる。mahoは気象の時間だからとテントに行ったそうである。今回の気象担当はよくやってくれる。
こちらはビールをゲットしテントへ。気象のラジオが聞こえるので、しばらく外で干し物をする。
夕かたから遠くで稲妻、雷光の競演で見学する人も多い。夜中0時でも光っていた。


9/2 

早く目が覚め早めに下山する。早く降りすぎて予定の風呂が1時間待ち。あきらめ次を探す、立山あるぺん村で尋ねると、近くにあるとの事「グリーンパーク吉峰」も20分待ちで入浴して、明るいうちに西宮に着いた。


メラピークKOBE(兵庫県労山に所属する神戸の山岳会)

夏山と雪上訓練の涸沢合宿 屏風岩雲稜ルート、滝谷ドーム中央稜クライミング

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