▲夕焼け
前日の２１時に頃に出発して、２時前にビジネスホテルに到着。次の日は温泉までなので、ゆっくりと７時に起床して8時過ぎに出発し、途中のコンビニで昼飯を買って９時前に宮城ゲートの無料駐車場に到着。準備をして早々に宮城ゲートを出発する。天気は上々だが、山の方は曇って見えない。宮城ゲートからは少しだが積雪があり、温泉までの距離を示す看板が所々にあり、３キロ毎に休憩しながらボチボチ歩いていく。途中のお地蔵さんで安全登山を祈願しておく。途中の道に雪がない場所があるのに気づく、どうも下に温泉が通っているようだ。また発電施設が２箇所あり、有明荘に近づいた頃から雪になる。５時間弱でやっと温泉に到着した。見た感じは昔きた時と、あまり変わらない。温泉施設の説明を受けて部屋に入る。部屋は個室になっており電気コタツと石油ストーブがあった。相部屋になるとの事だったが結局だれも来なかったので、６畳間でゆっくり休み、温泉に入る。温泉は岩風呂の露天風呂と大浴場が時間による男女入れ替えになっており、男女別の内湯がある温泉がもう２つ入れるようだ。晩御飯は５時から朝食は６時に頂く。
▲朝焼け
本日も朝は天気が良い。朝食の時に、燕山荘からの情報で、温度は-19℃で風が強く天気はよくないようだが、２０人程が下山するのでトレースはばっちりあると言う。また、積雪は吹き溜まりで５０ｃｍ程度との事。予想だと明日は良さそうだが、今日も昼から晴れないかなと少し期待をする。登山口でみんなはアイゼンの準備をしていたが、私はアイゼンなしで上まで登る。第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチと特に渋滞することもなく、自分たちのペースでゆっくり登っていく。天気が良いので冬としては暖かいのだが、やはりじっとしていると寒いので、休憩は短めにしてゆっくりと歩いていく。富士見ベンチでは、その名前の如く富士山が意外に大きく見える。次の合戦小屋の手前から稜線が見えはじめる。合戦小屋で少し長めの休憩を取り、昼食を食べる。雪が多いと、ここからワカン、スノーシューの出番だが、今回はまったく使用せず。合戦小屋から少し登ると槍の頭が見えてきた。それにしてもすばらしい景色が広がっている。夏、冬ともに来ているが晴れた事がなかったので、初めて見る景色だ。燕山荘まで何度も止まって写真を撮る。稜線上に上がると、また一段とすばらしい光景が広がっている。ちょっとゆっくりし過ぎたか？3時前にようやく小屋に到着する。時間が掛かり過ぎたので、燕岳の往復は省略して夕焼けまで小屋で過ごす。小屋全体のイメージはあまり昔と変わらないが、昔きた時はもっと寒くて、暗かったように思う。昔は入り口の所でビールを温めて売っていたが、今は夏と同じように普通に色々と販売されていて、湯たんぽのレンタルもあったし、トイレも水洗だ。夕焼けの時刻を見計らって外に撮影に行く。ちょうど撮りたい所に人がいて思うようにはいかないが、景色は本当にすばらしい。夕食後しばらくゆっくりして就寝。最初、沢山着込んで寝たら暑かったので、みんな脱いだら朝方は寒かったようで風邪を引いたようだ。1日鼻が出てきて止まらないし息苦しい。今日は下りるだけなので良かった。朝ごはんを食べて、今度は朝焼けの撮影に行く。やはりすばらしい景色だったが、撮影をしている間に風が吹いてきて、レンズを交換する時に、持ち物を斜面に落としてしまい。取に行く羽目になる。積雪がたいした事がなかったが、アウターもゲイターも付けていなかったので靴の中は雪まみれになってしまった。しばらく小屋のストーブで靴とカメラを乾かす。準備をしていると、もう9時前だ。すばらしい景色を今一度、しばらく撮影してからおり始める。下山は大体計画通りの時間で宮城ゲートまで到着した。ここから嫁の実家の鳥取まで9時間掛けて帰るが、去年とは違い、雪に閉じ込められる事もなく、またさすがに大晦日で車も夜遅くなるとほとんど走っていなかったので快適なドライブで到着した。年末は良い感じで終わった2011年となった。
▲朝方
