▲東稜の取付き
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▼5P目を登るS水
今日は久し振りの好天気、移動性高気圧に日本列島が被われ雲一つない。7時25分にJR神戸駅を○玉の乗用車で出発する。
林道が工事中で賀野神社で通行止めになっていた。東稜の取り付き点に着くと先行者3人パーティーのトップが登り始めたところだった。彼等は東京のグループで某スポーツ店のオーナー(72歳)一行であった。小学4年から山登りを始めて62年になるとか。亡くなった吉尾さんを始め東京の昔のクライーマーと一緒に登って来たそうだ。
▲地蔵の東稜を快適
に登るちびサンボ
先行はLおー寒む―ちびサンボでL○玉―S水が後続した。ルートは東稜ノーマルを取り、10時20分におー寒むパーティーが登り始める。快適な3級のスラブでポケットを拾いながら2ピッチで枯れ木のテラスへ。3ピッチ目はチムニー、中に入り込むとしんどい。
▲地蔵岳のピークに
4ピッチ目はコンテ45m。5ピッチ目は馬ノ背で中ほどに遭難碑がある。立木が枯れてビレー点は要注意。10mほどコンテでコルへ。コルは日陰で風が吹き抜けて寒かった。6ピッチ目はルンゼ状の右の壁が高度感もあるし楽しく登れる。各ビレー点にはペツルのボルトが設置されているところもあった。S水が登り終わったのが14時で少し時間が掛かり過ぎた。これは先行パーティーがいたから仕方がないだろう。
ちびサンボは初めての雪彦山のマルチピッチであったが、スムーズに登っており、特に問題はなかった。これで中級受講の資格はOKだ。S水は2008年秋の岩合宿で登ったのを忘れていたようだが、次第に思い出し、特にSちゃんの言行についてはよく覚えている。おー寒むはギアが重いとぼやいていた。
帰りに東京のパーティーを「雪彦山」の蔵元まで案内する。毎度のことだが、運転手は辛い、美味しそうに利き酒を楽しんでいるのを横目で見るのは拷問?とも思える。ついでに酒蔵まで見学させていただいた。帰りは加古川バイパス、第2神明とも珍しく渋滞が無く、神戸駅までは順調だった。
▲雪彦山の利き酒 ▲東京のパーティーと一緒に 蔵元にて