硫黄岳山行報告   (カノン)


カノン夫人

カノン
■日 時:1月2日(土)[曇り]、3日(日)[雪]

■場 所:八ヶ岳・硫黄岳

■参加者:カノン夫婦

■日 程:2日 桜台P11:10発 夏沢鉱泉11:40着、11:50発 オーレン小屋12:40着 12:50発 夏沢峠13:30着、13:40発 硫黄岳山頂15:20着 硫黄岳山荘16:00着

3日 硫黄岳山荘9:00発 硫黄岳山頂9:40着 夏沢峠10:50着、11:00発 オーレン小屋11:15着 夏沢鉱泉12:00着 13:00発 桜平P13:30着



 

 

 


車で桜台の駐車場に行ったことがないので、到達出来るかが少し不安であったがなんとか到着した
最後の駐車場への道に雪が多くて帰りが不安だったので、下の方の道の脇に駐車。(赤岳山荘までの方が道は悪いような気がします)。

夏沢鉱泉でトイレ休憩し、オーレン小屋で昼食。ここまでは、遠くに青空も見えていましたが、山の方の天気は回復しそうにない。
夏沢峠でアイゼンを付けて登り始めます。

森林限界を超えたら、すぐに強い風が吹いてきました。風の為になかなか前に進めず。また、視界も悪く目印を探しながらゆっくりと歩くが、歩くのが遅いと余計に手足が冷えてきます。

頂上に到着したので、カメラで撮影したかったが、霜が付きそうだったので止めて、GPSで山小屋の方向を確認して直ぐに出発(GPSの電池の消費が非常に激しかった)。同じ方向に目印が2つに別れていたので、少し迷ったがケルンを目印に進み、山小屋に無事に到着。



山小屋では、正月の宴会モード全開の夕食でした。この時期に八ヶ岳の稜線上の山小屋には写真家の人たちや、毎年何十年も来ている人などがいて、中にオペラ歌手の方もおられて、近くで歌を聴けたのはラッキーでした。また、皆で肩を組んで歌を歌ったりしました。小屋は外とは別世界で暖かくて快適でした。

翌日もやはり天気は良くないので、北横岳は取りやめてゆっくり帰る事に決めました。小屋から出たらすぐに、雪混じりの強い風が吹いていた為に、一気に指の先が冷たくなってしまいました(手袋を温めておくのを忘れてしまった)、また、昨日以上に視界が悪く慎重にケルンを探しながら歩きます。

硫黄岳の頂上では、一応記念に写真を撮っておくことにしました。風は、昨日より少し弱くなっている気がします。森林限界まで下山してきて一安心です。夏沢峠では、なぜかウクレレのような楽器を弾きながら歌を歌っている人がいました。

夏沢峠からは、一気に夏沢鉱泉まで降りて昼食を食べて、駐車場まで下山しました。後は一般道まで慎重に車を運転して温泉に行きました。

今回の山行は、硫黄岳頂上や赤岩の頭周辺からの写真撮影が目的でしたが、あいにく天気が芳しくなく、目的は達成できませんでした。また、硫黄岳周辺の風の強さと気温の低さは、覚悟していったのですが、やはり相当にきつかったです。悪天候時の装備(靴、手袋、目出し帽、ゴーグル、電池)に関して注意していきたいと思います。











メラピークKOBE(兵庫県労山に所属する神戸の山岳会)

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