初めての冬の岩稜でのバリエーション。天気はあいにくの曇り、3時以降からは雨の可能性が大きい。前日は太刀岡山にてクライミングの練習。
最初の予定では4時の出発だったが5時に宿泊先となったガイドの別荘を出発して、6時前に赤岳山荘の駐車場に到着した。夜が明けるのをしばらく待っていると駐車料金の徴収に来られて1000円支払う。
6時30分に赤岳山荘を出発、南沢を進む。去年の正月に来た時と少し道が違っている所があったり、黄色のテープが張られていたりした。スリップが嫌なので簡易アイゼンを付けて歩いていたが、途中の休憩した所で、左足のアイゼンが無いのに気づく。
行者小屋に9:10分頃に到着し、アイゼンやクライミングギアの装着を行い出発。1時間程で、取り付きに到着する。去年、文三郎から眺めていた主稜は、難しそうに見えたがどうだろうか?最初のチムニーは雪が少なく、岩の下を潜って通過した。雪が多いと岩の上を越して行かなければならなくて難しいらしい。
気温も高めで雪も少ない。ガレ場のような所がアイゼンでは歩きにくい。ガイドのS原さんは、どんどん進んでいくので写真を撮る暇もない。結局1時間程で頂上に到着。少し休憩して下山を開始。登っている時もそうだったがピッケルが邪魔でしかたがない。行者小屋で装備を外して下山。途中で簡易アイゼンがないか探して歩いていたが見つからなかった。赤岳山荘でおでんを食べながら休憩し、帰途に着いた。