Tankuro

チャゲ

立山・山スキー初滑り   (チャゲ)



■日 程 : 11/20(金)夜〜11/23(月)
■山 域 : 立山
■参加者 : チャゲ、Tankuro





▲テント場の向こうに大日岳







11/20夜

JR森之宮で大阪労山主催:初級雪山講座のバスに同乗。兵庫の雪山練成山行も同行となる。23時過ぎ出発。当初雪が少なく心配したが何とか滑れるだろうとのこと…当初テント泊の予定してたが、先人の意見は小屋がいいとの事、小屋の確保にはI川スポーツにお世話になる。

途中から雨が降り出した、立山有料道路が7時頃からゲートが開くとの事で立山駅近くでしばらく時間待ち。
有料道路に着いたもまだゲートは閉まっている。しばらくしたらゲートが開く、美女平までは行けるとのこと。雨は徐々に霙になり標高が上がってくると雪に変わってくる。こりゃーいいやと思っていると、美女平から先の除雪が進まず今日は開通しないかもとの事。扇沢に移動することになる。15時頃に室堂に着く。今日も少し滑ってと思っていたが…今日は無理だ。ガスと小雪の舞う中をシールを付けて雷鳥荘に直行、社長に無理に宿泊をさせていただいたお礼を述べ相部屋に案内される。先客が2名、荷物をといてると、個室が開いたからとそちらに移動してとの事、床下暖房のいい部屋だラッキー!

硫黄のにおいの立ち込める温泉に浸かり夕食を待つ。夕食は品数も多く豪華だ、生ビールも頂戴し、おなかいっぱいで明日に備え早目に寝る。

      
22日

昨夜の風もやみ朝からいい天気で絶好のスキー日和、宿の前から野営場を抜け、スキーを脱いで渡渉する。ここから雷鳥沢へ登るスキーヤーも多い、われわれは真砂岳からの大走谷に向かおうとしたが、途中から広い雪面をトラバースして富士の折立に突き上げる小走谷に向かう。沢沿いを登っていくのだが、途中から急勾配になりスキーが滑る。悪戦苦闘、あまり滑るものだからスキー板を担ぎつぼ足で歩くも、ハイマツ帯はよくもぐり歩きにくい。若い人には追い越され、66コンビもお手上げである。(前に体重をかけすぎるとシールも滑るらしい)まだまだ未熟さの露呈であった。もう雄山の神社も見えている。2600m付近では風も強くなり岩陰に隠れてレーションを摂る丁度12時前だ。少し止まってると寒くなる。もう100mも上がれば沢がなくなり巖に突き当たるのだが…よそのパーテ−10名くらいがテレマークの練習をしている。しばらく観戦、これをみてTankuro、滑れそうな気になってきたそうだが…

ここからトラバースして折りよくば一の越方面に抜けれたらと思ったが…どうも抜けれそうに無いようなので2600mあたりから小走谷へ戻り滑ることにする。深雪でもあるがターンすると岩も出てきたりで大変気を使う。まだまだ雪が浅いかった。

なんせ初滑りである上にルートも把握しないままうろうろしたけども、何とか雷鳥野営場が見えるところまで降りた。川の前で先行した女性がうろうろしてる、近づくと「道がありません」と言ってる。よくみる凍ったところがあり水も流れているのが判るのだが、スキー板なら抜けれるのでそこを滑って渡渉する。

野営場近くまで来ると少し傾斜になっている、Tankuroの板はぎざぎざが付いてるので難なく歩いて行けるがこちらの板はよく滑る。すぐ雷鳥荘への急な登りもあるし、板を脱いでザックに担ぎ歩く。14時過ぎ丁度ビーコントレの練成山行組と出会う。そのまま雷鳥荘まで歩いて登り、早かったけども本日は終了とする。

I川さんに聞いていた温泉に入って観る絶景の大日岳の夕日を期待していたのだが、曇って見えなかった。残念!今夜も夕食は豪華。


23日

帰りの時間も考慮して早めに帰るとのことだったので、8時過ぎ宿の前に出ると丁度大阪労山隊が登ってきた。早々に荷物をとりに入り、出たところに兵庫隊が登ってきたので声をかけ、一緒に室堂に向かう。9時15分発のバスに乗り込み下山、中央道も混んでいる。アルコールも入りにぎやかなバスの旅で、大阪駅に着いたのが21時過ぎでした。

今回は初めての初冬のスキーでした、温泉付でしたが、余分にケーブルもあり高くついた、すっきりしない初滑りだった。

メラピークKOBE(兵庫県労山に所属する神戸の山岳会)

トレーニング山行報告 「椿岩」 2009 タイ・クライミングツアー

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